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MOS資格の費用は?受験料12,980円・独学なら1科目15,290円で取れます

田所祐輔 田所祐輔(パソコン教室ピア 代表) 2026年8月30日 更新
MOSの学習に使うパソコンとテキスト

受験料は12,980円。科目やレベルで変わりません

まず費用から。MOSの受験料は公式サイトに明記されています。

区分受験料(税込)
一般価格12,980円
学割価格9,680円

出典:MOS公式サイト「受験料・価格」(2026年8月30日確認)。学割の適用条件は公式サイトの「学割のご案内」をご確認ください。

ここで意外に思われることが多いのですが、科目・レベル・バージョンによる価格差はありません。

Word一般レベルも、Excelエキスパート(上級レベル)も、同じ12,980円です。「上級は高いのでは」と思われがちですが、受験料は同額です。

ただしテキスト代は上級のほうが1,000円ほど高くなります(後述)。

独学なら1科目15,290円で取れます

受験料にテキスト代を足すと、独学で取る場合の総額が出ます。

内訳金額
受験料(一般価格)12,980円
テキスト(よくわかるマスター・送料無料)2,310円
合計15,290円

学生の方なら、9,680+2,310で11,990円です。

Word・Excelの2科目なら、12,980×2+2,310×2で30,580円になります。

MOSを1科目取るまでの費用

受験料とテキスト代を合わせた金額です。独学なら1万円台で取れます。

教室に2か月通って取る 39,380円 月8時間×2か月+受験料 Word・Excel 2科目を独学 30,580円 テキスト2冊+受験料2回 独学で1科目 15,290円 テキスト2,310円+受験料12,980円 独学で1科目・学割 11,990円 テキスト2,310円+受験料9,680円

2026年8月30日時点の公式価格。教室に通う場合の月謝は教室により異なります。パッケージ型の教室では9か月743,006円という講座もあります。

テキストの価格

公式サイトが紹介している対策教材の価格です。すべて税込。

教材出版社価格送料
MOS対策テキスト Word/Excel 365日経BP1,540円880円
MOS攻略問題集 Word/Excel 365改訂新版日経BP2,200円880円
よくわかるマスター MOS Word/Excel 365富士通ラーニングメディア2,310円無料
ゼロから合格!MOS Word/Excel 365技術評論社2,420円600円
Odyssey式 MOSテキスト Word/Excel 365オデッセイ(試験の運営元)2,530円無料
よくわかるマスター MOS Excel/Word 365 Expert富士通ラーニングメディア3,410円無料

一般レベルは1,540〜2,530円、上級レベルは3,300〜3,410円。送料が880円かかる本もあるので、実際の支払額は表示価格だけで判断しないでください。

動画教材という選択肢

本を読むのが苦手な方には、動画もあります。試験の運営元であるオデッセイ自身が制作している教材で、出題範囲を完全に網羅していると説明されています。

動画教材30日90日再生時間
MOS 365対策 Excel一般レベル1,100円2,200円約4時間
MOS 365対策 Word一般レベル1,100円2,200円約3時間45分
MOS 365対策 PowerPoint1,100円2,200円約3時間26分
MOS 365対策 Excel上級レベル1,650円3,850円約5時間

運営元が作った約4時間の動画が1,100円から。視聴期間つきなので、期限を決めて取り組みたい方には向いています。

受験方法は2つあります

MOSには「随時試験」と「全国一斉試験」があります。申込方法が違うだけで、受験料・試験内容・合格証はすべて同じです。

ほとんどの方が使うのは随時試験です。全国約1,700の会場でほぼ毎日実施していて、受験したい会場へ直接申し込みます。会場はMOS公式サイトの「試験会場を探す」から検索できます。

もうひとつの全国一斉試験は、月1回・日曜に全国30前後の会場で行われるものですが、2026年12月13日をもって終了します(2026年8月18日発表)。残りは10月11日・11月8日・12月13日の3回です。

終了後も随時試験は続きますので、これから始める方が急ぐ必要はありません。

2025年9月24日から5年の有効期間がつきました

もうひとつ、知っておいていただきたい変更があります。

公式サイトの説明はこうです。

「2025年9月24日よりMOSに有効期間が設けられることとなりました。有効期間は合格日から5年間となります」

ただし、ここが大事なところです。

合格した日有効期間
2025年9月24日以降合格日から5年間(デジタル認定証に表示されます)
2025年9月24日より前設定されません(従来どおりです)

出典:MOS公式サイト「有効期間追加のお知らせ」2025年7月23日(2025年8月27日更新/2026年8月30日確認)

「昔取ったMOSが失効する」わけではありません。公式サイトに「2025年9月24日より前に合格した科目には、有効期間は設定されません」とはっきり書かれています。

これから受ける方には5年の期間がつきます。転職の予定がずっと先という場合は、取るタイミングを考える材料にはなります。ただしOfficeは毎年更新されるので、5年前の知識のままでいいかというと、それはそれで別の問題です。

科目とレベルの一覧

科目一般レベル上級レベル(エキスパート)
Word365 / 2019365 / 2019
Excel365 / 2019365 / 2019
PowerPoint365 / 2019なし
Accessなし2019のみ
Outlook2019のみなし

表から読み取れることが3つあります。

どの科目から取るか

教室でご相談を受けるとき、私がお伝えしている考え方です。

目的おすすめの科目
事務職への就職・転職Excel 一般レベルから。求人票で最も多く求められます
履歴書に2つ書きたいExcel一般 → Word一般の順
今の仕事の効率を上げたいExcel一般。上級は関数やデータ分析が中心です
資料作成が多いPowerPoint。上級がないので1科目で終わります
すでにExcelは使えるExcel上級(エキスパート)から直接受けられます

一般レベルに合格していなくても、上級レベルを受けることはできます。順番に受ける必要はありません。

独学と教室、どちらを選ぶか

独学で十分な方

この条件に当てはまる方は、15,290円で取れます。教室に通う必要はありません。

教室のほうが早い方

教室の費用は、料金体系によって大きく違います。パソコン教室の料金相場で整理しましたが、月謝制の教室なら月2万〜3万2千円が目安です。一方、パッケージで契約する教室では、Office系の講座が7〜11か月で45万〜84万円という水準でした。これは厚生労働省の給付制度に登録された講座の金額で、これより安い講座がある可能性もあります。

MOSを1科目取るためだけに、数十万円の契約をする必要はありません。これは同業者としてはっきり申し上げます。

逆に、「Officeを体系的に学び直したうえで資格も取り、転職まで見据えたい」という方には、パッケージ型が向いていることもあります。目的しだいです。

合格するともらえるもの

書類いつ・どのように
試験結果レポート受験当日、会場で受け取ります
合格認定証合格から2〜3時間以内にWebで閲覧・印刷(PDF)
デジタル認定証受験当日からWebで閲覧できます

紙の認定証は、2023年3月31日の受験分をもって発行が終了しています。額に入れて飾るような賞状は、現在は発行されません。証明が必要なときはPDFを印刷して使います。

なお、デジタル認定証では不合格の履歴も含めて受験履歴が確認できます。ご自身で確認する用途です。公式サイトには「第三者に公開する機能は現在ご利用いただけません」と記載されています。

この記事を書いているのは、八王子と国分寺でパソコン教室ピアを運営している田所です。MOS対策も行っていますが、独学で取れる方は独学のほうが安く済みます。教室の詳細はこちら

この記事の運営者について

八王子と国分寺でパソコン教室ピアを運営し、MOS対策の講座も行っています。教室に通わず独学で取れる場合はそう書きます。金額はすべてMOS公式サイト(オデッセイコミュニケーションズ)で確認し、確認日を明記しています。

田所祐輔

田所 祐輔

パソコン教室ピア 代表 / Web・IT活用支援

広告代理店・大手ECでのWeb集客経験を持ち、前職では事務職の採用を担当。現在も企業の採用支援として求人広告の運用・改善を行っています。八王子教室・国分寺教室を運営し、日々パソコン教室選びのご相談を受けています。

パソコン教室ピア 国分寺教室の講師紹介

この記事の情報について

受験料・教材価格・試験制度は、2026年8月30日にMOS公式サイト(株式会社オデッセイコミュニケーションズ)で確認したものです。合格に必要な学習時間については、公式サイトに記載を見つけられなかったため、この記事では書いていません。制度と価格は変更されますので、受験前に必ず公式サイトでご確認ください。

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