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Excelの操作

エクセルのプルダウンの作り方|項目の追加・連動・解除まで図でわかる【サンプル付き】

ピアのパソコン学習ガイド 編集部2026年11月7日 更新

手順はこれだけ

セルを選ぶ → データ タブ → データの入力規則 → 入力値の種類「リスト」→ 元の値に項目を入れる

元の値には 出席,欠席,未定 のように半角のカンマで区切って入れるか、項目を並べたセル範囲を指定します。項目があとで増えるなら、範囲で指定するのが正解です。

出欠の列にプルダウンを付けた図 A B C 1 2 3 4 5 6 7 氏名 出欠 佐藤 鈴木 高橋 出席 欠席 出席 欠席 未定
B4のセルを選ぶと右に▼が出て、決まった項目から選べるようになります。打ち間違いや表記ゆれ(「出席」「出」「〇」)がなくなるので、あとで数えるのも楽になります。

この図のプルダウン入りのExcelファイルをダウンロード

項目を直接入れて作る(いちばん簡単)

  1. プルダウンを付けたいセルを選ぶ(列ごとならB2:B100のようにまとめて選ぶ)あとから下の行にコピーもできますが、先に範囲を選んでおくと楽です。
  2. 「データ」タブの「データの入力規則」を押すボタンが見つからないときは、画面の幅が狭くてアイコンだけになっていることがあります。
  3. 「設定」タブの「入力値の種類」で「リスト」を選ぶ
  4. 「元の値」に 出席,欠席,未定 と入れて OKカンマは半角です。全角の「、」や「,」だと1つの項目として扱われます。
データタブのデータの入力規則ボタン ファイル ホーム 挿入 ページ レイアウト 数式 データ 校閲 並べ替え フィルター 区切り位置 重複の削除 データの入力規則
「データ」タブの右のほうにある「データの入力規則」。アイコンの下の文字の部分を押すと、メニューが出ることがあります。そのときは一番上の「データの入力規則」を選びます。
元の値に項目をカンマで区切って入れる データの入力規則× 設定 入力時メッセージ エラー メッセージ 日本語入力 入力値の種類(A): リスト 空白を無視する(B) ドロップダウン リストから選択する(I) 元の値(S): 出席,欠席,未定 キャンセル OK
入力値の種類を「リスト」にして、元の値に項目をカンマで区切って入れます。「ドロップダウン リストから選択する」にチェックが入っていないと▼が出ないので確かめてください。

項目を別のシートにまとめて作る(あとで増やすならこちら)

担当者や商品名のように、項目があとで増える・変わるときは、項目をセルに並べておいて、その範囲を「元の値」に指定します。項目を書き換えれば、すべてのプルダウンに反映されます。

リスト用のシートに項目を並べた図 A B 1 2 3 4 5 6 7 担当者リスト 佐藤 鈴木 高橋 田中 日報 リスト
「リスト」というシートを作って、A列に担当者を並べておきます。先に少し下まで(A2:A10など)範囲をとっておくと、追加しても設定を直さずにすみます。
元の値に別シートの範囲を指定する データの入力規則× 設定 入力時メッセージ エラー メッセージ 日本語入力 入力値の種類(A): リスト ドロップダウン リストから選択する(I) 元の値(S): =リスト!$A$2:$A$10 キャンセル OK
元の値の欄をクリックしてから、リストのシートに切り替えて範囲をドラッグすると、=リスト!$A$2:$A$10 のように入ります。

さらに楽にするなら、リストの範囲を選んで「挿入」→「テーブル」にしておき、元の値に =INDIRECT("テーブル1[担当者リスト]") と入れる方法もあります。テーブルは項目を足すと自動で広がるので、範囲を広げる手間がなくなります。

選んだ部署で、担当者の選択肢を変える(連動プルダウン)

部署に合わせて担当者の選択肢が変わる連動プルダウン B2 fx 元の値:=INDIRECT(A2) A B C D E 1 2 3 4 5 部署 担当者 営業 営業 総務 佐藤 鈴木 高橋 田中 名前「営業」 佐藤 鈴木
部署で「営業」を選ぶと、担当者のプルダウンには営業の人だけが出ます。担当者の列の元の値は =INDIRECT(A2) です。
  1. 部署ごとに名前を縦に並べる(図ではD列に営業、E列に総務)
  2. 営業の名前の範囲(D2:D3)を選び、左上の名前ボックスに「営業」と入れて Enterこれで、この範囲に「営業」という名前が付きます。総務も同じようにします。
  3. 部署の列に「営業,総務」のプルダウンを作る
  4. 担当者の列の元の値に =INDIRECT(A2) と入れるA2の文字と同じ名前の範囲が、そのまま選択肢になります。部署が空欄のうちはエラーのメッセージが出ますが、「はい」で進めて大丈夫です。

直す・消す・ほかのセルにコピーする

やりたいことやり方
項目を足す・変えるセルを選んで「データの入力規則」を開き、元の値を書き直す。範囲で作ったなら、リストのセルを書き換えるだけ
プルダウンを消す「データの入力規則」を開いて、左下の「すべてクリア」→ OK
ほかのセルに付けるプルダウンのセルをコピー →付けたいセルで右クリック→「形式を選択して貼り付け」→「入力規則」
どこに付いているか探す「ホーム」→「検索と選択」→「データの入力規則」で、付いているセルがまとめて選ばれる
リスト以外も入れられるようにする「エラー メッセージ」タブで「無効なデータが入力されたらエラー メッセージを表示する」のチェックを外す

うまくいかないとき

1項目が1つにつながって表示される

入れた元の値出席、欠席、未定
≠
正しい元の値出席,欠席,未定

カンマが全角や読点になっていると、全部で1つの項目になります。

直し方元の値のカンマを半角に直します。日本語入力をオフにしてから「,」を打つと確実です。

2▼が出ない

「ドロップダウン リストから選択する」のチェックが外れているか、そのセルではなく別のセルに設定しています。

直し方セルを選んで「データの入力規則」を開き、チェックを入れます。

3リストにない値を入れるとエラーになる

入力規則は、リスト以外の値を止めるのが本来の役目です。

直し方自由に入力もさせたいなら、「エラー メッセージ」タブで、スタイルを「注意」か「情報」に変えるか、チェックを外します。

4項目を足したのに選択肢に出てこない

元の値の範囲より下に追加しています。

直し方元の値の範囲を広げるか、リストをテーブルにします。

5コピーして貼り付けたらプルダウンが消えた

ふつうの貼り付けは、入力規則ごと上書きします。

直し方値だけ入れたいときは「値の貼り付け」を使います。プルダウンを戻すには、上の表の「ほかのセルに付ける」の手順でもう一度付けます。

リストにない値を入れたときのエラー Microsoft Excel× ⚠ この値は、このセルに定義されている  データ入力規則の制限を満たしていません。 ヘルプ キャンセル 再試行
リストにない値を入れると出るメッセージ。「再試行」で選び直せます。

Googleスプレッドシートでは

スプレッドシートでは、セルを選んで「挿入」→「プルダウン」で作れます。右側に出る画面で項目を1つずつ入れるか、「範囲内のプルダウン」で範囲を指定します。項目ごとに色を付けられるので、進み具合や出欠の表に向いています。

サンプルファイルで試す

「問題」のシートの黄色いセルにプルダウンを付けて、「答え」のシートと比べてください。答えのシートには、プルダウンがすでに付いています。

pulldown.xlsx をダウンロード(無料・登録なし)

よくある質問

プルダウンの項目はいくつまで入れられますか?

直接入れる場合は、元の値の欄に入る255文字までです。それより多いときは、セル範囲で指定してください。

プルダウンの文字を大きくできますか?

一覧の文字の大きさは変えられません。シートの表示倍率を上げると、一緒に大きく見えます。

空欄を選べるようにしたいです。

リストの範囲の先頭に空のセルを1つ入れておくか、セルを選んで Delete キーで消します。

プルダウンで選んだら、隣のセルに単価を出したいです。

VLOOKUPやXLOOKUPで、選んだ値を探す値にします。

Macでも同じ手順ですか?

はい。「データ」タブの「データの入力規則」から同じように作れます。

一緒に覚えたい関数・操作

このページについて

操作の説明は Microsoft 365 の日本語版Excel(Windows)に合わせています。図はこのサイトで作ったもので、表の会社名・商品名・人名は架空です。運営者情報