MOSの難易度と勉強時間
先に結論
- 合格率と合格点は公表されていません。合格点の目安は1000点中550〜850点(科目で違う)。
- 試験は50分の実技。5〜10個のプロジェクト(問題のファイル)に1〜7個ずつ指示が出て、その通りに操作します。
- 勉強時間の公式の目安はありません。学習サイト各社の目安は一般レベルで20〜100時間と幅があり、差は「今どれだけ使っているか」で決まります。
- 下の計算で、今の状態と1日の時間から、受けるまでの週数の目安を出せます。
難易度:分かっていること、分からないこと
| 試験の形 | パソコンで実際に操作する実技(CBT)。筆記はなし |
|---|---|
| 試験時間 | 50分(Excelの一般・エキスパート) |
| 問題の数 | 5〜10個のプロジェクト×1つに1〜7個の指示 |
| 合格点 | 公表なし。1000点満点で550〜850点が目安。試験のあと画面と試験結果レポートで分かる |
| 合格率 | 公表なし |
| 受験資格 | なし。誰でも受けられる |
合格率の数字を見かけることがありますが、運営会社が公表したものではありません。難しさは、出題範囲の操作を指示を読んで迷わずできるかで決まります。知らない機能が1つでもあると、その小問はほぼ取れません。
一般とエキスパートの違い(Excel)
| Excel(一般) | Excelエキスパート | |
|---|---|---|
| ブック | 印刷の設定、ウィンドウ枠の固定、名前付き範囲 | シートやブックの保護、マクロの記録と編集 |
| データ | 書式、組み込みの条件付き書式、スパークライン | 入力規則、ユーザー定義の表示形式、重複の削除、数式を使った条件付き書式 |
| 表 | テーブル、並べ替え、フィルター、集計行 | ピボットテーブル、ピボットグラフ、スライサー |
| 関数 | SUM・AVERAGE・MAX・MIN・COUNT系・IF・SORT・UNIQUE・LEFT/RIGHT/MID・CONCATなど | IFS・COUNTIF(S)・SUMIF(S)・XLOOKUP・VLOOKUP・INDEX・MATCH・FILTER・SORTBY・PMTなど |
| グラフ | 作成、要素の追加、スタイル、代替テキスト | 2軸グラフ、箱ひげ図・ヒストグラム・ウォーターフォールなど |
MOS公式サイトの出題範囲(Excel 365 一般・エキスパート)から、主なものを抜き出したもの。
勉強時間の目安
運営会社は勉強時間の目安を出していません。学習サイト各社の目安を見ると、一般レベルは20〜100時間、エキスパートは45〜80時間以上と幅があります。差を生むのは、今どれだけ使っているかです。
| 今の自分 | Excel(一般) | Word・PowerPoint(一般) | Excelエキスパート |
|---|---|---|---|
| 毎日の仕事で使っている | 20〜30時間 | 15〜25時間 | 50〜60時間 |
| 入力や簡単な表なら作れる | 40〜50時間 | 30〜40時間 | 60〜80時間 |
| ほとんど触ったことがない | 70〜100時間 | 50〜70時間 | まず一般から |
編集部の目安です。学習サイト各社の目安(ingエデュケーション・アルク・マイナビ シカクト)の幅を、今の状態ごとに分けました。エキスパートは一般レベルの操作ができる前提です。
受けるまでの週数を出す
勉強の順番
- 対策テキストを1冊決める受けるバージョン(365か2019)と同じものを選びます。対策教材は科目・バージョンごとにMOS公式サイトで案内されています。
- テキストを見ながら、全部の操作を一度やる読むだけでは身につきません。必ず自分のパソコンで手を動かします。勉強時間の半分くらいをここに使います。
- 模擬試験を50分で解く対策テキストには、本番と同じ形の模擬試験が付いているものがあります。時間を計ってやります。
- 間違えた操作だけをやり直す分からなかった操作はテキストの該当ページに戻ります。出題範囲のチェックリストで、残りがどこかを見える形にすると早く終わります。
- 模擬試験で合格の目安に届いたら申し込む随時試験なら1〜2週間先の日で申し込めます。
50分で解き切るコツ
- 迷った小問は「あとで見直す」を押して先へ進む。1問に時間をかけすぎない。
- 指示にない操作をしない。余計なセルの書式や列の幅を変えない。
- 指示の中の名前(シート名・範囲・スタイル名)をそのまま使う。
- 残りの時間でレビューページから見直す。
独学か、教室か
テキストと模擬試験だけで合格する人は多くいます。一方で、パソコンにほとんど触ったことがない場合や、期限までに確実に取りたい場合は、講座で操作を見てもらうほうが早いこともあります。費用の差は費用のページで比べています。
MOSは誰でも受かりますか?
受験資格はなく、実技なので出題範囲の操作をできるようにすれば合格を目指せます。ただし知らない機能が出るとその小問はほぼ取れないので、範囲をひととおり練習しておく必要があります。
Excel(一般)とWord(一般)はどちらが難しいですか?
公式な比較はありません。Excelは関数・テーブル・グラフと範囲が広く、学習サイト各社もExcelのほうに時間を多めに見ています。
エキスパートからいきなり受けられますか?
受けられます。科目とレベルはそれぞれ独立した試験です。ただしエキスパートの問題でも一般の範囲の操作を使う場面が多いので、一般の範囲をできるようにしてからのほうが安全です。
1週間で受かりますか?
毎日の仕事でExcelを使っていて、1日2〜3時間取れるなら目安の上では届きます。模擬試験を解いてから判断するのがおすすめです。
合格点は何点ですか?
公表されていません。1000点満点で550〜850点が目安で、試験のあと画面と試験結果レポートで分かります。
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参考にした資料:試験全般に関するよくあるご質問(MOS公式サイト)、試験対策に関するよくあるご質問(MOS公式サイト)、MOS 365 試験概要(MOS公式サイト)、Excel 365(一般)試験概要(MOS公式サイト)、Excel 365 エキスパート(上級)試験概要(MOS公式サイト)、Excel 365 一般レベル 出題範囲(MOS公式サイト、PDF)、Excel 365 エキスパート 出題範囲(MOS公式サイト、PDF)、MOSの勉強時間(ingエデュケーション)、MOSの難易度(アルクの資格比較)、MOSの勉強時間はどれくらい必要?(マイナビ シカクト)